2548年(2005年)No. 011
 
   

 2548年(2005年)9月11日(日) バンコク 〜曇り〜

 

いよいよタイに居られる最後の日になってしまいました…。(ToT)
朝起きて、荷物のパッキングをするも、CD&VCDやらお土産やらを買い過ぎて、
思ったより時間がかかってしまいました。

 
 
ホテルに荷物を預けようかとも思いましたが、時間もあるの
で、タクシーでドンムアン国際空港へ行き、リフトバゲージ
に荷物を預け、エアポートバスA1で戻って来ました。
セントラル・ワールドプラザの向かえでバスを降り、目の前
にあったビッグC・ラチャダムリ店のフードパークへ。カー
ド式の食券(Eカード)を買い、フードパーク内を物色…。
 
 
真っ先に目がいったのは、色とりどりのコーンワーン(デザ
ート)が並んでいるお店に…。(笑) さてと、どれとどれ
を選んで、ルアムミットにしようかな…?!
ご存じ、ナムトック味の麺の屋台です。2つあるスープ鍋の
違いは分かりませんが、牛骨スープと豚骨スープの違いでし
ょうか?それとも、アヒルや豚肉を煮込んだトゥン味?
 
 

ここのルアムミットは、この中から4種類選んで20バーツ
なんです。(^O^) 選んだ4種類の具に、シロップ・ココナツ
ミルク、そして氷を載せたら完成です。

メモには、センレック・ナムトックと書いてありますが、た
ぶん、具はムゥ(豚肉)だと思います…。f(^_^) 今回の訪
タイで3度目の登場とあいなりました。(笑)

 
 

コーンワーン(デザート)は、前ふりが長かったですが、4
種類の具が入ったルアム・ミットです。ルアム・ミットとは
混ぜるという意味ですが、正式名称は…?

そして、ぶっかけ飯は、パット・ノーマイ(筍と鶏肉の炒め
物)とマクワ・パット・プリックゲーン(茄子と豚肉の辛子
味噌炒め)の2種類です。ぶっかけ飯はホントいいです…。
 
 
麺とぶっかけ飯、そしてデザート…、これが今回の訪タイで
の最後のタイご飯となりました。朝起きてから水以外何も口
にしていなかったので、あっという間に平らげました…。

お昼時、ビッグC・ラチャダムリ店のフードパークは、ショ
ッピングで来たお客で一杯です。こういうところは、いろん
な料理が一度に楽しめるので大好きです!(*^o^*)

 
 
お腹も一杯になり、外に出ると、相変わらず、セントラル・
ワールドプラザとビッグC・ラチャダムリ店の前にあるラチ
ャダムリ通りは混んでいます。腹ごなしはどこへ行こうか?

そこで、ビッグC・ラチャダムリ店の近くにあるセンセープ
運河のルア・ハーン・ヤオ(高速乗り合い船)に乗るために
プラトゥーナムの船乗り場にやって来ました。

 
 
センセープ運河で運行しているルア・ハーン・ヤオ(高速乗
り合い船)は、東方向だと、ペッブリー・タットマイ通りに
沿って、ラムカムヘーン通りからバーンカピまで行きます。
このプラトゥーナムの船乗り場は、ルア・ハーン・ヤオの東
西の乗り換え地にあたり、頻繁に船が行き交います。バスだ
と時間がかかる方面のお客で、混んでいます。
 
 
右2つ上の船が行ってしまった後のプラトゥーナムの船乗り
場です。この後私が乗った船が来ましたが、例の事件で画像
は消失していました。残念…。(>_<)

ルア・ハーン・ヤオで、プラトゥーナムからナナの船乗り場
まで乗って来ました。乗船時間約10分、船賃10バーツの船旅でした。ナナの船着き場はかなりしょぼいです。(笑)

 
 
ナナの船乗り場から撮った、プラトゥーナム方面です。遙か
向こうに…、って見えるはずがありません。(笑) やはり
運河の水はキレイではありません。(^^;
船乗り場を出ると、ネコがひょこり顔を出して、「ニャー」
って鳴いたので、写真を撮ってあげました。飼い猫でしょう
か、人に馴れているネコちゃんでした。
 
 
ペッブリー・タットマイ通り方面から撮ったナナ・ヌア通り
です。画像の真ん中辺りに、センセープ運河のナナ船乗り場
があります。ここら辺りはあまり混んでいませんね。
これがセンセープ運河にかかる橋で、ナナの船乗り場は、画
像右側の橋のたもとにあります。が、観光客だと船乗り場が
こんなところにあるとは、誰も思わないでしょうね…。
 
 

センセープ運河にかかるナナの橋の上から撮ったアソークや
トンロー方面です。以前船で、ラムカムヘーン通り近くのク
ローンタンまで行ったことがありますが、早いです。

写真を撮っていたら、ちょうどルア・ハーン・ヤオがやって
来ました。外に乗り出して、あまりキレイでない水しぶきを
受けている女性客がいますが、勇気がありますね…。(^^;

 
 
久しぶりに、ペッブリー・タットマイ通り方面からナナ・ヌ
ア通りをトコトコと歩いて来ましたが、ここら辺りはあまり
変わっていませんね。西洋人の観光客(?)が多いのも。

ナナ・ヌア通りの真ん中辺りですが、ここら辺では、まだス
クムビット通りまでちょっと距離があるので、道も混んでい
ません。次回ここを歩けるのはいつになることやら…?!

 
 

トゥクトゥクを見つけたので、写真を撮ってみました。メー
ター・タクシーに押され、段々数は減っているようです。最
近滅多に乗りませんが、偶には乗ってみようかな…。(^O^;

ナナ・ヌア(北)通りとスクムビット通りの交差点です。正
面に
ナナ・タイ(南)通りが見えますが、ナナ・ヌア通りに
比べると遙かに細い道で、片道1車線です。

 
 
先ほどまで歩いてきたナナ・ヌア通りです。スクムビット通
りに近くなるほど、車の数が多くなります。ナナ・タイ通り
に比べるとかなり広いのに、何故か一方通行です。
ご存じ、スクムビット通りです。朝夕は果てしなく混んでい
ます。上を走っているのがBTSです。バスは安いけど朝夕
は時間がかかるので、時間が見えるBTSは便利です。
 
 
スクムビット通りから、ナナ・タイ通りを撮ってみました。
昼間はこんな感じですが、夜になると歩道に屋台は出るわ、
車がどんどん増えるわ、かなり渋滞します。(>.<)
その原因が、この道に両側にあるバービア群やナナ・プラザ
などにある飲み屋さんです。夜な夜な沢山の人がお酒を求め
にやって来るので、本当に昼と夜は一変します。
 
 
画像は消失してしまいましたが、その後、スクムビット通り
をアソークまで歩き、MRT(地下鉄)に乗って、MRTタ
イランド・カルチュラル・センター駅に行きました。
そして、ジャスコ、カンフール、ロビンソンなどのデパート
を回り、ロビンソンのフード・コートで一休みです。何故か
好きなピンク色の飲み物…、名前は知りません…。f(^_^)
 
 
そして、またMRTとBTSを乗り継ぎ、ビッグC・ラチャ
ダムリ店とセントラル・ワールドプラザでCD&VCDを買
い、ドンムアン国際空港に戻ったのでした。(笑)
左の画像では分かり難いですが、帰りの便はシンガポール航
空(SQ)です。東京〜バンコク間は直行便を就航したばか
で、それに乗れたのは、本当にラッキーでした。
 
 
ドンムアン国際空港の出発ホールです。いつもは、バンコク
のスーパーなどで買ってくるメコンとセンソムを買い忘れた
ので、免税店で買っちゃいました。
東京行きは何故か、いつもここを真っ直ぐ行くような気がし
ます。今回はいつも使う航空会社ではないのに…?この道を
通る度、次タイに来られるはいつ?と考えてしまいます。
 
 
出発ロビーです。23時発の予定ですが、もうかなりの人が
飛行機内へ乗り込んでいるようです。私も後ろ髪を引かれな
がらも、機内へと入って行きました。 (ToT)

ほぼ定刻にタラップを離れ、10分後無事飛行機は離陸しま
した。食事はチキンとパスタ、そしてシンガポール航空なの
で、飲み物はタイガー・ビールにしてみました。(^O^;

 
 
飛行機の中でウトウトしているうちに、日本時間の7時前、
日本を発った時見えた九十九里浜(?)が見えてきました。
帰ってきたよ日本!戻って来たけど、元気だったか?(笑)
バンコクから乗ってきたシンガポール航空機です。シンガポ
ール航空機に乗ったのは、たぶん3度目です。やはり評判が
いいだけあって、いい感じでした。
 
 
朝7時ちょうど、成田空港第1ターミナルに無事到着しまし
た。飛行機内ではあまり寝れなかったので、もうろうとして
あまり日本に帰って来たという実感はありませんでした。
しかし、午前7時30分、今回の訪タイは終わってしまいま
した。この後、重い荷物は宅配便で家に送り、そのまま、嫌
々ながら、仕事場に直行したのでした…。(終) (^^ゞ
 
 

後書きに代えて…。

約2年2ヵ月ぶりのタイ…、昨年12月26日に発生した『スマトラ沖地震』の津波の影響がどんなものか、大
好きなプーケットがどんなことになってるのか、今回の旅はこれを見極めることを目的としていました。

今回はいつもほど長い旅ではないので、タイ1ヵ国だけに絞ったのが、出発の1ヵ月ほど前でした。

マイレージが貯まってるので、それを使ってタイに行こうと考えていましたが、それは甘かったことに後で知ら
されました。タイは津波の被害を受けたとはいえ、観光客には人気があり、リピーターも多く、当然のことなが
ら、枠が決まっているマイレージは人気の的でした。半分のマイルで行けるセーバー特典のエコノミー・クラス
は果てしなく数ヵ月先まで一杯。ビジネス・クラスも2ヵ月先まで一杯で、空いているのはファースト・クラス
のみ。しかし、休みが有効に使える期間ではなく、ダメ…。しょうがないので、席が空いていれば乗れる、フル
マイルを使うスタンダード特典に切り替えました。航空会社の方と話していると、スタンダード特典だと、同じ
メンバーの航空会社なら、行きも帰りもどこの航空会社にも乗れるとの話を聞きました。そこで、一番滞在期間
が長く取れるようにと、行きは休み初日の午前便のタイ航空(TG)、帰りは仕事に復帰する朝着のシンガポー
ル航空(SQ)にしました。エコノミー・クラスもビジネス・クラスも両方空いていたのですが、贅沢をせず、
エコノミー・クラスで行くことにしました。

日本を発って明るい内に
バンコクに着いたのは、いつ以来だろう?って考えてみると、かなり前にタイ航空で来
て以来かな…、ドンムアン国際空港からの高速道路の上で思い出しました。

バンコクは日々新しく変わっていく都市です。いろいろな場所に行って、今回それを実感したのがBTSサヤー
ム駅前のサイアム・パラゴンでした。前回来た時は空き地か工事中だっと思いますが、完成間近でさえサイアム
・パラゴンは壮観でした。まだ完成していないので、入れませんでしたが…。

バンコクでは、トンチャイ・バードなどのコンサートを見られたことは嬉しい出来事でした。また、2年前、ス
クムビット通りのガソリンスタンド跡で見付けた海鮮屋台のお店がまだあったのも嬉しかったです。

そうこうしているうちに、プーケットに行きました。

愛しのプーケットのパトン・ビーチに着いたのは暗くなってからだったので、被害の状況は詳しく分かりません
でしたが、パトンの街はいたって普通に見えました。繁華街のバングラー通りは夜間車が通行止めになり、歩行
者天国となっていて、以前より歩きやすくなっていました。レストランや飲み屋さんはあの大被害を受けたこと
を微塵も出すことなく、華やかなネオンと共にオープンしていました。1年経っているので、その当時のことを
思い出させてもしょうがなく、普通にお酒を飲んだり、ご飯を食べたりして、過ごしました。

いつも行くビーチのパラソル&チェアを貸してくれるヒゲのおじちゃん、眼鏡のおばちゃん、息子のレック(小
僧)、そしてにマッサー(ジ)のおばちゃん…、みんな元気でいてくれていました。
以前はレックの兄貴(名前
は失念)もいたのですが、数年前にバイクで交通事故を起こし、亡くなったことは聞いていたので、また知り合
いを亡くしてしまうかもしれないと思っていただけに、
本当に嬉しかったです。

大変な苦労をしたと思うので、なるべく私はパトン・ビーチに滞在中はここに来て、津波の話には触れないよう
今まで通り彼ら彼女らに接して、パトン・ビーチでの滞在をするように心がけました。

プーケットのパトン・ビーチは見た限りでは傷跡はほとんど残っていません。しかし、彼ら彼女らの心の中では
一生残っていくことでしょう。私もそれを見守りつつ、頑張って欲しい、そして応援したいと思います。

それにしも、2年前より音信不通になったラーン・カウ・ラートゲーン(ぶっかけ飯屋さん、汁かけご飯屋さん、
惣菜屋台屋さん)の女の子、モッ(ト)とビーはどうしているのかな…?と思いつつも、日本に帰ってきました。

タイ人の優しい心、タイの素晴らしい風景、タイ料理の美味しいこと…、タイって、本当にいいなぁ〜!  


                                              終わり。

to be continued
 
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